これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
システムルーチン ^DBSIZE を利用するとバックアップファイルサイズを見積もることができます(メモ1もご参照ください)。
^DBSIZE は、データベース・バックアップ・リストに選択されたデータベースを対象に、フルバックアップ/累積バックアップ/差分バックアップそれぞれのファイルサイズを見積もります。
なお、データベース・バックアップ・リストは、管理ポータルの [システム管理] > [構成] > [データベースバックアップ] > [データベース・バックアップ・リスト] から作成します。
詳細については、下記ドキュメントもご参照ください。
^DBSIZEによるバックアップ・サイズの見積もり【IRIS】
実行例は、以下の通りです。
USER>set $namespace="%SYS" //または zn "%SYS" %SYS>do ^DBSIZE Incremental Backup Size Estimator What kind of backup: 1. Full backup of all in-use blocks 2. Incremental since last backup 3. Cumulative incremental since last full backup 4. Exit the backup program 1 => 1 In-Use Block Directory Blocks Size c:\intersystems\iris1\mgr\fs\ 2,668 (8KB) c:\intersystems\iris1\mgr\irisaudit\ 102 (8KB) -------------- Total number of database blocks: 2,770 Total backup size, including overhead of volume and pass labels: For a disk file: Number of 512-byte blocks: 46,068 (23,586,816 bytes) For magnetic media: Number of 58KB blocks: 398 (23,638,016 bytes) %SYS>
メモ1:^DBSIZE ルーチンは、オンラインバックアップを使用してデータベースのバックアップを行っている環境に有効な方法です。
メモ2:オンラインバックアップ とは?
弊社製品(Caché/Ensemble/HealthShare/IRIS)の内部ツールを使用してデータベースの使用済ブロックをオンラインでバックアップする方法のことです。
この他にも、データベースファイルをオンラインでバックアップする方法もあります。バックアップ手法の違いについてはFAQトピック「データベースのバックアップにはどのような方法がありますか?」もご参照ください。